2004年06月の日記

傍若無人
ヨーロッパに行ってきました。ヨーロッパ人とアジア人の違いを特に強く感じるのは、ヨーロッパ人は周りの人のことを常に「認識している」なぁ、ということです。お店でも、レストランでも、普通に道を歩いていても。
「認識している」から目が合うと挨拶をするし、体がぶつかれば謝る。これが普通なんですね。狭いところですれ違う時も必ず声をかけます。

アジア人はそういう気遣いが薄いです。気遣いが薄いのは単に礼儀の問題かとずーっと思っていたのですが、どうもそうではないらしい。アジア人は他者を「認識していない」のではないか、そう思うようになりました。従って認識させるためには“認識スイッチ”を押す必要があるのです。これは言葉をかけるであったり、肩を叩くであったりするのです。

いや、別に良い/悪いの議論ではなくて、ヨーロッパで振る舞うにはこのことが分かっていないと自分が困ると言うお話。
(2004.6.8[Tue])

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