サーバー側でのSPAMフィルター |
ぷららがサーバー側でのSPAMフィルターの試行サービスを始めたので早速設定してみました。私の場合会社宛のメールも含めて1ヶ月に数千通が着信しますが、Eudoraの統計情報を見るとそのうち約90%がSPAMメールです。 今まではEudoraのSPAMフィルターを使っていましたが、常時接続ならともかく、外出先でダイアルアップでメールを受信する時は時間もかかるし迷惑していました。 ぷららでは今まで着信拒否設定はサービス提供していましたが、SPAMメールの送信元アドレスは詐称されているのでほとんど効果がありませんでした。しかし、このSPAMフィルターは効果絶大です。今のところ90%以上をサーバー側で遮断しています。 心配なのはSPAMの誤判定ですが、調べた限りでは今のところ無いようです。 参考URI ぷららネットワークス http://www.plala.or.jp/ ぷらら・迷惑メール振り分けサービス http://www.plala.or.jp/access/community/mailplus/antispam/index.html PS Spreading Parasitic Annoyance Mail という用語を考えてみましたが、こじつけっぽいですね。 (2005.5.29[Sun])
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報道ステーション |
JR福知山線(宝塚線)の事故でお亡くなりになった方々のご冥福を心よりお祈りし、ご遺族にお悔やみ申し上げます。また、負傷された方々の一日も早い快復をお祈りしております。 5月25日の報道ステーションの古館伊知郎氏の今般の事故に関するコメントは一つの見識だと思いました。事故を生じさせたJR西日本や従業員の問題もありますが、犯人探しを始めても何も生まれないはずです。 土足で被害者や関係者の私的空間に踏み込んだり、JR西日本に対するバッシング報道など、ここ1ヶ月のマスコミの姿勢に失望していました。 例えばボーリングを批判できるのはご遺族の方々や被害者の方々であって、記者諸君ではないと思うのですが。だいたい、毎日悲惨な事件事故報道をしているマスコミの関係者は一生宴会はできないのですよね、同じ理屈で、常識的に・・・。そもそも、悲惨な事件事故報道を伝える同じ紙面・チャンネルでくだらないバラエティーが垂れ流されている状況は批判に値しないのでしょうか? 安全工学の常識で人間が間違いを犯さない=ヒューマンファクター(エラー)を考慮しないというのはあり得ない話で、確信的なエラーを犯しても安全側に遷移する、というのがシステム設計の基本です。鉄道輸送だけの話ではありませんが、JR西日本はシステムとして何が問題だったのか、そういう本質に迫った報道がなされる緒になればと期待したいと思います。(ATS-Pが究極の対策であるかのごとく報道されていますが、本当にそうでしょうか?そこまで言うなら「ゆりかもめ」のように運転手を廃止してはどうでしょう) PS こういう大きな事故が起こるとまず警察が出てくる、というのもどうかと思います。事故再発防止の観点から言えば刑事責任を追求することよりも原因を徹底的に解明し今後の対策に活かす方がより重要だと思っています。(刑事訴追の虞があれば「自己に不利益な供述を強要されない」という憲法の規定に照らして証言を拒否することも可能なはずです) 果たして航空・鉄道事故調査委員会のスタッフや予算、権限は十分でしょうか。 http://www.mlit.go.jp/araic/ (2005.5.25[Wed])
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A Little Princess (1995) |
バーネットの名作「小公女」(A Little Pricess by Frances Eliza Burnett)を映画化した作品。ずーっと昔TVの深夜放送でやっていて、DVDを買ったのですが、久しぶりに見かえしました。 やはり美術と音楽が美しい作品です。現代風のアレンジが加えられていますし(ただし原作は現実逃避と解釈できなくもない雰囲気ですが、映画では現実に立ち向かいながらも希望を捨てない少女の日常を丁寧に描いていて私は正解と考えます)、ストーリーも子ども向けではありますが、大人が見ても十分楽しめます。いや、愛しい人はプリンスでありプリンセスであるという物語の最初の方のインド人女性(役)の台詞は、最近の世相を振り返るとストレートなメッセージとして大人にこそ噛みしめてもらいたい言葉です。 セーラがミンチン先生に『女の子はみんなプリンセスなのよ。お父さんがそう言わなかった!』と言う場面ではセーラがお父さんの愛情を受けていることが本当に伝わります。(陰でミンチン先生が涙ぐんでいる様子から彼女の不幸な過去が暗示されています) 子どもは大人を見て育つもの。こういう心情を忘れないように自戒も込めて見終わりました。 A Little Princess (1995) Directed by Alfonso Cuaron Liesel Matthews, Eleanor Bron, Liam Cunningham ★★★★☆(4.5点) (2005.5.22[Sun])
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Macのサポート |
私は主にアップルコンピュータ社のMacを使っていますが、さて他の人に勧められるか、という点で立ち止まって考えてみました。 Windows機とのスペック比較やコスト比較は別にしても、サポートがダメです。特に初心者には。アップル社の製品(ハード/ソフト)の多くにはコンプリメンタリーサポート(無償で何回でも問い合わせができる)がついていますが、90日で終わってしまいます。 それ以降はユーザーは放り出されてしまう形です。 私の経験から言うと、某H社のサポートは「数年前に買ったシステムのシステムディスクを無くした」場合にわざわざ新しいディスクを送ってくれましたし、某S社のサポートは内容はともかく期限付きのサポート体制などと言うことはありません。 これはアップルが外資だから、という訳でも無さそうです。(上記H社は外資系、S社は日本企業) 「MacOSは周りに知っている人がいないから不安」「ソフトが少ない」「(Windowsとの文書)互換性が無い」と色々理由を聞きますが、要はそれらの不安に答えられる窓口が無い、というのが一番の問題という気がします。 PS ついでに言うとトラブルの際のアップル社のサポートからの回答はほとんどが「お客様の導入したシステムを全て外して純正MacOSの状態でお確かめ(お使い)下さい」です。ソフトは必要があって導入している訳ですから、「外せ」とは何事か、という感じです。 (2005.5.21[Sat])
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愛国心と国連安保理常任理事国 |
最近自民党の先生方を中心に学校で愛国心を“教えよう”とする動きがあるようです。周辺諸国の事態(反日デモなど)も微妙に絡んでいるようですが、愛国心は感じるもので、それを教えようというのは具体的にどういうことなのか、私には今ひとつ理解できていません。 むしろ日本を北朝鮮風の国(国民が唯一の価値観を共有する思想国家)に仕立てようとされているようで、私はいい気分がしません。 また、国連改革に絡んで日本を安保理の常任理事国にすべく積極的な活動も行われています。私は取り立ててこれに反対でもないし、国際社会において積極的に関わることはむしろ重要だと思いますが、もともとUnited Nationsは「連合国」という意味。その枠組みにこだわらなくても国際社会で活躍する方法は他に何千通りも考えられます。 日本に住んでいると余り感じられませんが、海外に行くと日本を否応無く意識させられます。外から見た時の日本をどのように創造するのか考えたり、それこそ国を愛する心を感じるのはそういう時です。例えば世界200の国と地域に若者を派遣して、現地の方々と一緒に生活する場を提供し、その経験を日本にフィードバックするような活動を地道にやった方が日本の進む道としてより良い結果につながるような気がします。 何も武力を使うことだけが国際貢献では無いはずです。 (2005.5.20[Fri])
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止まらないタクシー |
私がほぼ毎日通る道路に信号機の無い交差点があります。横断歩道を渡って駅方面に行く訳ですが、渡ろうとしてもなかなか車は止まりません。統計を取った訳では無いですが、特にタクシーは99%止まることはありません。私の前を“疾走”して行きます。 一般の車両も止まるのは3割がいいところですね。 どうしてこうなるのか。教習所では止まるように習いましたから知らないはずはありません。私見ですが、どうも自転車に原因がありそう。日本の道路設計では歩道を自転車通行可としている場合が多く、結果的に自転車がベルを鳴らしながら歩行者を蹴散らして運転するという素地ができています。で、自転車には免許がありませんから「正しい乗り方」を教えられるとも無い、そのまま自動車を乗るようになって、“車様のお通りだ”的な運転になるのではないか、そう想像しています。 折しも自転車に対する規制が強化されるようですが、その前に「正しい乗り方」を小さい時から教えるようにしてはどうでしょうか。 ちなみに、私は自転車に乗っていてベルを鳴らしたことはありません。また、件の交差点を自動車で通る時は歩行者がいれば必ず止まります。 (2005.5.19[Thu])
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まだ使えないMacOS X 10.4(Tiger) |
そう言えばアップルコンピュータ社からMac用の新しいOS・MacOS X 10.4(Tiger)が4月29日に世界同時発売されました。私はオンラインのアップルストアで前日に注文したのですが、29日には届いていました(実際に受け取ったのは翌30日ですが)。銀座の直営店では行列ができたそうですが、時刻的には通販の方が入手が早かったかも知れません。 ただ、このOSにはNorton Antivirus 9.0がまだ対応していないのです。MS Windowsに比べれば深刻度は低いのですが、それでもウィルス対策を施さないマシンを使うわけには行きません。 という訳で、まだインストールしていない次第。 参考URI http://www.apple.com/jp/macosx/ (2005.5.4[Wed])
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最強のOS/2 |
連休を利用してSolaris 10(x86)の環境を整備しようと思っています。(現在進行中) とりあえず遊休PCを引っ張りだしてOSのインストールまでは終了しました。Sun Java Desktop Systemは昔のSolaris(CDEやOpen Windows)と違った洗練された雰囲気です。 ただ、それだけだと只の仕事になってしまうので、懐かしいIBM OS/2 Warp V4をパーティションを切って入れてみました。パッケージからのインストールだとそもそも大容量ディスクに対応していなかったり、オンボードのLANアダプターを認識しなかったり、紆余曲折がありましたが、今では最新のパッチを当てて快適に動いています。 この辺りのノウハウはなかなか行けていると感じたので、ソリューションで提供しようか・・・と仕事心が湧いてきましたが、今時OS/2が必要とされる場面なんて120%あり得ませんでした。 (2005.5.3[Tue])
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