2005年06月の日記

Jack and the Beanstalk - The Real Story (2001)
昔話の「ジャックと豆の木」の真相解明+続編という感じの物語。恐ろしい巨人は実は心の優しい平和な人々であったとか、よく考えれば(昔の)ジャックは“天上の人々”にとって泥棒でしかなかったとか、昔話を一度再吟味して、なおかつ現代のファンタジーにつなげている佳作。ストーリー展開も面白いし、難しいことを考えなくても楽しめます。また昔話の定番のごとく「二人は幸せに暮らしました」というハッピーエンドも良い。
「あれっ」という出演者もいますが、Mia Saraの魅力がやはり一番でしょう。

Jack and the Beanstalk - The Real Story (2001)
Directed by Brian Henson
Matthew Modine, Vanessa Redgrave, Mia Sara
★★★☆☆(3.5点)
(2005.6.15[Wed])

祝!日本ドイツワールドカップ本大会出場(決定一番乗り)
何も言うことはありません。おめでとう!

PS
ドーハの悲劇を知る者としては、(結果としては)当然のようにワールドカップ出場を決める日本代表は本当に強くなったと感じます。
Jリーグ発足後の「100年構想」もすでに10分の一を経ようとしています。
日本が文明国としてのアイデンティティーを確立するために一歩一歩着実に進むことが必要だと改めて思います。
(2005.6.9[Thu])

Apple社がIntel製CPUを採用
噂通りの発表がWWDCでありました。ユーザーにとってはCPUが何であろうといいのかも知れませんが、PCの選択肢を狭めることにはならないか少々不安です。

#もし自動車の9割がトヨタ製のエンジンを積んでいたら・・・日産も、プジョーも、GMも。車はエンジンだけで走る訳では無く、デザインや内装で個性が出せるという考え方もあるでしょうし、最重要パーツの一つであるエンジンのバリエーションが無くなれば、車も画一化してしまうという考え方もあると思います。

また、競争が無くなれば消費者が割高な製品を買わされるリスクもあります。技術開発のペースは落ちないとは思いますが、開発のアイディアは絞られるような気もします。

その他にも、「Windows機として売られたPCに後からMacOSをインストールできるようになるのか」「PowerPCシリーズ搭載Mac機のソフトウェアサポートはいつまで続くのか」などの疑問もあります。

JobsはNeXTを経営していた頃、モトローラの680x0シリーズCPUのハードウェア製造を中止してx86アーキテクチャに移行し、ソフトウェアメーカーに転身しました。(その後Apple社に吸収される)
歴史が繰り返すとすればApple社はOSメーカーとなってフェードアウトして行くかも知れません。
#Apple社は音楽配信会社として記憶されるでしょう

そう言えばApple社が680x0系CPUからPowerPCに移行したのも680x0のパフォーマンスが出なかったから、が理由でした。

関連URI
毎日新聞
http://www.mainichi-msn.co.jp/it/computing/news/20050607org00m300075000c.html

Apple Story
http://www.ffortune.net/comp/history/apple.htm
http://www.ffortune.net/comp/history/index.htm
(2005.6.8[Wed])

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