2005年08月の日記

Canon EOS 5D
23日に発表されたキヤノンのEOS 5Dを触ってきました。思ったよりしっかりした感じです。重さもありますが、デザイン的にも。10D/20Dがどこかちゃっちぃ部分が抜けきれなかったのに対して、5Dは持っていていい感触です。

また、ファインダーが良い。10D/20Dで、ワイド系レンズで引けなくて苦労しましたが、思いっきりパースペクティブを活かした絵づくりができます。
大げさに言えば、コンパクトカメラのファインダーを見慣れていて、一眼レフのファインダーを最初に覗いた感じ。(銀塩と同じなので始めて見るわけは無いのですが、そういう印象を持ちました)

キヤノンはなかなか面白いカメラを出しました。
(2005.8.24[Wed])

柔らかい政府、固い政府
事実上衆議院選挙に向けた活動が始まっています。“選挙はエンターテインメントだ”と言わんばかりの連日の報道に辟易していますが、先日一行ニュースで「タクシーに赤ちゃんが置き去りにされた」事件を知りました。別に珍しい事件でもないし、忘れてしまっても不思議ではないのですが、何故か心に残っています。
多分選挙だから、ですが、お母さんはどういう気持ちで赤ちゃんを置いて来てしまったのか、赤ちゃんは今後どうなるのか・・・気になっています。

選挙の争点は普通に考えれば「大きい政府」か「小さい政府」を選択することになるはずですが、今の構図は「とっても小さく見える政府」と「昔に比べたら痩せた政府」のどちらかを選べ、と言われているような感じです。

政策の選択肢が狭まっているとしたら、せめて赤ちゃんを置き去りにせざるを得ない人が出るような社会を是正する方向に少しでも動かそうとする、愚直な志を持った主張をする人はいないものでしょうか。
「小さな政府」にしても「痩せた政府」にしても結局は自己責任の名の下に切り捨て御免型の社会構造に進もうとしている中で(これを「固い政府」と命名しましょう)、「柔らかい政府」を標榜する選択肢を提示してほしいものです。
(2005.8.23[Tue])

ドトール
ドトールは、喫煙者のたまり場と化しているような状況なのであまり行かないのですが、それでも近くにスタバやタリーズが無いときは立ち寄ります。

で、例によって注文の時ですが、「テイクアウトでMラテを(お願いします)」と言ってもほとんど通じません。
「Mサイズのカフェラテを・・・」と言わないとダメ。でもレジ係はバリの人に「テイクアウト、Mラテ」と言ってるんですね。

客が「“短縮系”で注文するはずが無い」と思い込んでいると理解できないようです。これは一般にもありあす。話の前提が分かっていないと、何を言っているか分からない・・・。

外国語を聞き取る時に経験するのですが、ホテルや、駅の窓口や、その他の場所で「相手はこういうこと言うだろう・・・」と思っていると理解できるのですが、想定外のことを言われるとサッパリ分かりません。

コミュニケーションは言葉だけではなくシチュエーションもある、ということですね。
(2005.8.18[Thu])

一票の格差
来る9月11日に衆議院議員選挙の投票が予定されています。ところで、選挙の度に問題になるのが「一票の格差」。単位有権者あたりの議員の数が違うと同じ一票でもその重みに違いが出る、憲法違反だ、という議論です。

もちろん、そういう問題は大いにあって、是正が必要ですが、目に見えない(数値化できない)一票の格差も問題だと思っています。それは、“有力議員”と“若手”の差。ある選挙区で選出された議員さんが新人で、別の選挙区の議員さんがベテランだったとき、それぞれの選挙区の有権者は同じ一票を投じたことになるのでしょうか?
(2005.8.15[Mon])

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